ウォーキング編
ウォーキングについて
1日1万歩で、生活習慣病を防ぎましょう!
たくましく、軽快に、いつもより早足で歩く。そんなウォーキングが、健康の維持、増進に役立つ手段として人気を高めています。
いつでもできること、無理せず自分のペースでできること、家族や友人と一緒にできることなど、手軽さが人気の秘訣です。

現代人は1日何歩歩いているか?
かつて人間は1日3万歩歩いていました。1歩約50cmだとすると、約15kmの計算になります。
それが交通手段の発達した現代では意識しなければ1日1万歩も歩いていないものです。
生活環境や職業、習慣などで大きく差があることでしょう。ウォーキングといったかしこまったスタイルではじめなくても、日常生活で意識することで歩く機会は増えます。エレベータなどを使わずに階段を使う、電車に乗ったら1駅手前で降りてみる、車での外出ではなく徒歩や電車を使った休日の過ごし方、など意識するとあらゆるシーンで歩く機会はつくれます。
歩くだけでうまれるコミュニケーションや健康増進、まずはご自身の体調やペースに合わせて歩くことを心がけてください。まずは1日何歩歩いているのかを知り、1日の歩数目標を立て、楽しく無理をせず歩くことをはじめましょう。
ウォーキングの効果
手軽なウォーキングは、姿勢や歩幅、スピードなどを意識して継続することで骨の強化や心肺機能の向上、生活習慣の予防につながることが明らかになってきました。
- 筋力を強くし、心肺の機能を高めます
- 血行を良くして、全身への栄養や酸素の供給をスムーズにさせます
- 脳神経細胞の活性を高め、働きを良くします
- ストレスを解消し、精神的疲労を回復させます
- 生活習慣病の予防効果や治療効果が期待できます
歩くときのポイント
- 起床直後は避けましょう
- 服装は自由、靴は履きなれた運動靴で行いましょう
- かかとから着地する足の動き方を意識しましょう
- 「歩いている」という意識を持って行いましょう
- 競争せず、楽しんで歩きましょう
- 下半身全体を使って動作を大きく意識して歩きましょう
- 準備運動と整理運動を行いましょう(ストレッチングやマッサージなど)
ウォーキングの継続のために

日々の歩数を体重や体脂肪とともに記録しておきましょう。