検温終了後、音だけでなく振動でもお知らせ。音が聞き取りづらかった方々も快適に使用できます。

音が聞き取りづらい方でも振動で検温を分かりやすく

検温終了をブザー音だけでなく、振動でもお知らせ。
加齢による難聴や、音階が狭くなった方、聴覚障がいを持つ方、また騒音環境下など、人々やシーンに寄り添い、検温をサポートします。

選べるお知らせモード

検温のお知らせを、「振動」モード、「ブザー」モード、「振動＋ブザー」モードの3種類から選べます。

「体温計が測定中にずり落ちてしまう」、「挟みづらい」などの際には、専用アタッチメントの「ぴたッチメント」が便利です。
よりわきにフィットし、ずれにくく安定した検温が可能になりました。

ふくらみ部分を体側に挟みこむことで、痩せ気味の方や筋力の低下により、わきに体温計を挟むことが困難だった方々も安定した検温が出来ます。
取り外しが可能なシリコーン樹脂製で、洗うことができ衛生的です。

研究結果において、“振動”は認知機能低下にかかわらず70歳以上のアラーム検知に重要であることが分かりました。

加齢による難聴の影響で、70歳以上の方は体温計の電子ブザー音がききとりづらくなります。この研究結果から70歳以上の高齢者は振動アラーム付きの腋窩（えきか）体温計を使用すれば“振動”を検知できるため、病院または自宅でサポートがなくても正確に体温管理ができる可能性があります。
※腋窩（えきか）＝わきの下のくぼんた所

論文を書いたのは・・・

【プロフィール】
小谷野 結衣子 先生　Yuiko Koyano
2002～2010年まで看護師として病院に勤務。
2015年東京大学医学系研究科健康科学 老年/創傷看護学分野 博士課程修了。
学位取得後は再び看護師をしながら、実践的な医療課題について研究を実施。

論文の原著はこちら　>
Koyano Y, Nakagami G, Sanada H. Comparing the alarm detectability of electronic axillary thermometer in older adults aged 70 years or more: buzzer alarm, vibration alarm, or buzzer/vibration alarm.
（70歳以上高齢者における腋窩電子体温計のアラーム検知の比較： ブザーアラーム，振動アラーム，ブザー/振動アラーム）